【最重要!】英語学習 「品詞と語順」
今日は、「品詞と語順をマスターすれば英語の基礎力アップ間違いなし!」の話をするよ。
英語学習のコツ コツは英単語帳を使って英作文をするアウトプット学習が効果的だって話をしたよね。
そして英作文は、文中の「主語と動詞探し」を意識すると良いと思う。 主語と動詞を抑えれば、英作文はすっごく簡単になってくるからね。
その時大事な考え方であるとても良い動画を見つけたので紹介するよ。
最速50分で学べる中学英語授業 文法を解説/総復習/勉強法【高校受験対策無料授業】
最初の10分間を要約するので見てみてね。 動画の後に、前回おすすめした英単語帳の例文も見ながら品詞と語順の理解を深めていってね。
英語学習で一番大切なことは何?
それは、「語順」と「品詞」! 「語順」と「品詞」が分かっちゃえば、英単語を勉強すればするほど英文がどんどん作れちゃうんだよ。
「品詞」ってさ、名詞とか形容詞とか動詞とかのこと。
「語順」が大事って言ってるのは、日本語と英語の違いがあるからなんだよ。
例えば、「私はトムに犬をあげました」と言った時さ、これを「私は犬をトムにあげました」とか入れ替えても意味変わらないよね。だから日本語って、語順にあんまりこだわらなくてもいい感じなんだけど、英語は違うんだ。
英語だと、「I gave Tom a dog」って言わなきゃいけないんだよ。これを「I gave a dog Tom」にしちゃうと、「私は犬にトムをあげた」って意味になっちゃうわけ。だから英語では語順がすごく大事なんだよね。
語順のルールを学ぶことで、例えば「I/私」の代わりに「Mary」って単語を入れてどうなるか考えたりできるようになるわけ。「Mary gave Tom a dog」ね。それで、これから英単語をどんどん覚えていけば、その単語をこの枠組みにはめ込んでいくことで、どんどん文章が作れちゃうんだ。すごいでしょ?
で、この語順のパターンってどれくらいあると思う?
実は5つだけなんだよ。
★1つ目のパターンは「シンプル文」。
「I run」で、主語と動詞だね。これはすごく簡単だよね。(SV)
★2つ目のパターンは「I am a teacher」で、「イコール文」って言うんだ。
これは「私は先生です」とか「彼はお医者さん」みたいに、主語と補語の関係がイコールになる感じ。(SVC)
★3つ目のパターンは、「を・に文」って言うんだけど、これが英語の文章で一番多い形なんだよね。
例えば、「I speak 〇〇」って言うと、「私、話します」ってなるでしょ。で、何を話すのかって言うと、例えば「英語」が来るわけだよね。
I speak english
私は、英語『を』話します
あと、「I met 〇〇」って言うと、「俺会いました」ってなるわけ。「俺、会いました」って誰に会ったのかって言うところに名前が来るわけ。トムとか。
I met Tom
私は、トム『に』会いました
主語+動詞+「を」「に」に続く言葉O(目的語)を入れてあげれば「を・に文」の完成だよ。
★4つ目のパターンは、「与える文」。
さっきの「I gave Tom a dog」みたいな形で、主語と動詞があるんだけど、後ろに2つの要素(人+物)があるやつ。このタイプの文は、「人に物を与える」っていう意味があるんだよね。だから、例えば「I teach Tom english」「私はトムに英語を教えてます」っていう文も、このパターンになるわけ。この形の文は、語順を入れ替えちゃうと意味が変わっちゃうから、気をつけてね。(SVOO、O≠O)
★5つ目のパターンは、「人が何々の状態になる文」。
「Love makes me strong」みたいな形で、主語が「Love」で、動詞が「makes」だね。後ろに「me」と「strong」の2つの要素があるけど、これは「人が何々の状態になる」っていう意味があるんだ。「Loveは私を強くします」っていう感じで、「主語が何々をどういう状態にします」というのが5つ目のパターンだね。目的語Oのme と補語Cのstrongがイコールなんだよ。(SVOC、O=C)
この5つのパターンを学んだら、後は英単語を入れ替えていけば、文章は無限とできちゃうんだ。
この動画は、「最速50分で学べる中学英語授業 文法を解説/総復習/勉強法【高校受験対策無料授業】」というタイトルで、最初の10分間の要約を以下に書きました。見てみてくださいね。
英単語帳で品詞を探してみよう!
じゃあこれを以前紹介した英単語帳で見てみよう〜
今回は1、2、3のパターンをやって、4、5は英作文作業と直接関係ないからサッと目を通すだけでいいよ。 何度も言うけど、まず主語と動詞を見つけてね。その上で修飾語である名詞や形容詞をくっつけていくイメージで英作文してみてね。
何度も言うけど、まず主語と動詞を見つけてね。その上で修飾語である名詞や形容詞をくっつけていくイメージで英作文してみてね。
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★1つ目のパターン「シンプル文」
● 035 hospital 病院
I went to the hospital to see her.
私は彼女を見舞いに病院へ行きました。
これを短い文章にしてみよう。
ここで「to 以下」は修飾語だからいったん無視してね。
私は彼女を見舞いに病院へ行きました、を
私は 行きました。
I went
のようにいったん修飾語を無視することが、英作文の上達の秘訣だよ。
僕は英作文をするとき、いつも文の最初と最後を見るようにしているよ。
go、 walkなどの動詞(目的語がいらない動詞を自動詞って言うよ!)は1のパターンの「シンプル文」になるって覚えておいてね。there is (191 under) とかも1のシンプル文だよ。
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じゃあ次は、「イコール文」に行ってみようか。
★2つ目のパターン、「イコール文」。
● 003 man 男の人;男性 人
The man is Ken's uncle.
あの男の人はケンのおじさんです
The man = uncle.
be動詞(am、 are、 is、 be)を使った文はだいたい「イコール文」といえるからまずはそのことを覚えておいてね。
下に「イコール文」の上級編を載せておくから今回ちらっとでいいから少し目を通しておいてね
look(〜のように見える)、seem(〜のように見える)、 sound(〜に聞こえる)
● 725 look 見る;見える
Ken looks tired.
ケンは疲れているように見えます。
Ken = tired.
● 1673 seem 〜のように思われる;見える
The boy seems happy.
その少年は幸せそうです。
The boy = happy
● 1057 sound 〜のように聞こえる(あとに形容詞がくる)
That sounds interesting.
それはおもしろそうですね。
That = interesting.
他にも「イコール文」になる動詞は、become(〜になる)、 get(~になる)、 make(~になる)、taste(~の味がする)、 feel(~に感じられる)、smell(~の匂いがする)があるけど今回は、be動詞(am、 are、 is、 be)はイコール文とだけ覚えておけばいいよ。
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次は3つ目のパターン「を・に文」〜
● 472 fine arts 芸術;美術
He learns the fine arts at the university.
彼は大学で美術「を」学んでいます
彼は 美術「を」学んでいます
He learns the fine arts
● 231 has have の3人称単数現在形
My brother has many books
兄はたくさんの本「を」持っています
兄は 本「を」持っています
My brother has books
こうやって、文をできるだけ短くしてから修飾語などを付け加えていく感じにしてね。
最初は二重丸を取ろうとせず、三角(50点)を目指してね。
ちなみに「を・に文」の動詞Vには「他動詞」しか入らないよ。
他動詞とは目的語Oを必要とする動詞だね。
(reach、 followもちら見しておいて)
● 1190 reach
He will reach New York by tomorrow
彼は明日までにはニューヨーク「に」着くでしょう
彼は ニューヨーク「に」着く
He reach(s) New York
● 1692 follow 〜の後に続く 〜に従う
Please follow me to the exit.
出口まで私「に」ついてきてください。
私「に」ついてきて
follow me
そして「他動詞」が出てきたから話が脱線するけど、動詞の中には「他動詞」と「自動詞」の両方ある動詞もあることも頭の片隅に入れておいてね。文次第でどのパターンになるのか決まるよ。
● 232 play
❶(スポーツを)する;(楽器を)演奏する
❷遊ぶ
❶は他動詞のplayだから「を・に文」
❷は自動詞のplayだから「を・に文」じゃないの。
John sometimes plays the guitar.
ジョンはときどきギター「を」弾きます。
この例文は「を・に文」だね。
ちなみに❷遊ぶ、の「シンプル文」は、
● 001 Children を見てね。
Some children are playing in the yard.
何人かの子どもたちが庭で遊んでいます。
子どもたちが 遊んでいます。
children are playing
動画内でも言ってるけど、こうしてみると英語ってなんだか数学のような匂いがするよね。
今日は長くなってしまったけど、英作文をしながら語順や品詞を意識することも基礎力アップにつながるからね。
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最後に、英作文とは関係ないけど4つ目と5つ目のパターンの違いを少し説明するね。
4つ目のパターン「与える文」は、目的語を2つ取るんだ。そして目的語O1とO2が別々のものを指している。例えば、「私はトムに本を渡した」のような文だね。
O1 ≠ O2
一方、5つ目のパターン「人が何々の状態になる文」は、目的語と補語を1つずつ取るんだ。この文型では、目的語と補語が同じものを指す関係にあるんだ。例えば、「彼は先生になった」のような文で、目的語(彼)と補語(先生)が同一の関係にあることがわかるね。
O=C
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★4つ目のパターンは、「与える文」。
give(与える)、buy(買う)、teach(教える)、send(送る)
● 907 gave give の過去形
Mr. Sakurai gave us a hint.
櫻井先生は私たちにヒントをくれました
O1 us ≠ O2 a hint
● 521 buy (〜に)・・を買う
My father bought a new bike for me.
父は私に新しい自転車を買ってくれました
O1 bike ≠ O2 me.
● 762 teach(〜に)・・を教える
Mr.Green teaches us English every Wednesday.
グリーン先生は毎週水曜日、私たちに英語を教えます
O1 us ≠ O2 English
● 1068 send(〜に)・・を送る
Send me your pictures.
あなたの写真を私に送ってください
O1 me ≠ O2 your pictures
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★5つ目のパターンは、「人が何々の状態になる文」。
第4文型ではO1≠O2であるのに対して、第5文型ではO=Cの関係が成り立つよ。
● 1039 make (❶ 〜を作る) ❷(〜を)・・・にする;させる
The news made her sad.
その知らせは彼女を悲しませた
O her =C sad
● 1301 call ❶〜を呼ぶ (❷電話する)
We call him Takuya.
私たちは彼のことをタクヤと呼んでいます
O him =C Takuya
以上、「品詞と語順をマスターすれば英語の基礎力アップ間違いなし!」の話でした!